「ティンバライズ建築展」
—都市木造のフロンティア in 北海道の報告
7月1日(金)〜10日(日)まで札幌市手稲区の北海道工業大学図書館1階ギャラリーで、ティンバライズ建築展 - 都市木造のフロンティア in 北海道が開催されました。
会期中には延べ1150人余りの方が訪れ、3日(日)の関連イベント(ギャラリーツアー、提案展示レビュー、講演会、懇親会)も盛況でした。
「木」を支える業界は林業、製材業、建設業、木材加工業、消費者まで多岐に渡るため、川上から川下までの一連の流れの中で「木」の価値を考えていかなければならないというNPO法人チーム・ティンバライズのコンセプトのもと、昨年5月、東京展を開催し大きな反響がありました。その後は静岡、名古屋と各地の特色を加えながら巡回しています。
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曲げ木技術を応用した構造(右)
単板積層大型ブロック応用(左)
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木造耐火部材の開発
鉄骨内蔵型(右)
一般被覆型(左)
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今回の展示では北海道の建築家と大学研究室により、
「Timberize City Sapporo(ティンバライズ・シティ・サッポロ)」プロジェクトと題する、札幌中心部を舞台にした8件の新しい木造建築の提案がなされました。
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大通り公園とその周辺
(木の模型が提案場所) |
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北海道工業大学
(コンサートホール)
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北海道大学大学院
(旧西武百貨店) |
NPO法人チーム・ティンバライズの『木材の活用は、国内森林資源、地球環境問題などさまざまな分野に影響を及ぼします。team Timberizeにさまざまな会員が集まり、その会員の個性が豊かであればあるほど、活動も豊かになっていくと思います』との主旨は、木育の目指す「人と、木や森の関わりを主体的に考えられる豊かな心を育む取り組み」と根っこの部分では同じです。北海道展の後援団体として参加し、木育のパンフレットを配布していただきました。
◆ティンバライズ建築展 in 北海道のブログ
http://moku2011.blog50.fc2.com/
◆NPO法人チーム・ティンバライズHP
http://www.timberize.com/
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